今回は成人脊柱変形症で手術をされたNさんからお話を聞かせていただきました。
8時間の手術、そして100日間入院され現在はリハビリで週に一回マッサージに通院されています。
コロナ禍の為、入院する際は車の中でPCR検査を受け、家族のお見舞いは一切できない状況でした。
手術を決断されたきっかけは長年悩まれていた「痛み」や歩く事の「苦痛」に対し、医師から「人生100年時代やで」と言われたことから『自分の人生』90歳までとしても残りあと10年以上もこの痛みと過ごすのかと考えた時、ずっと先延ばししていた「手術」をする事を決断されました。
術後の痛みがあるものの、それでも明るく前向きなNさんのお話は、聞いているときは気づかなかった事がいくつかありました。
「この動作ができないの」と当たり前にできる動作が、出来なくなる事がどれだけ大変な事なのかと・・・
きっとご本人とご家族の方しかわからない事がたくさんある事を。

大好きな植木鉢を人にあげたのと少し寂しそうにおっしゃっていた事。
冗談交じりにいろんなことを楽しくお話してくださるNさん。
「近いうちに卓球にチャレンジする!」と、看護師さんもびっくりするほどの回復の早いNさんでした。